2020年6月14日
偏向・有色人種差別クリップでいちやく脚光を浴びたNHK「世界のいま」
GGがいつもこれをつけている(というかGGはテレビ放送はじまって以来NHK以外は見ない)ので仕方なく目にはいってきたのだが、いわく、パキスタンの農家がバッタ被害で「300万円相当あった年収が100万円相当になったので1日3食だったのを1食に減らした」とのこと。
・・・パンジャビ(だったかシンドだったか)の農村で何ヶ月か暮らした綾ちゃんによると、典型的な小作農は「まいあさ唐辛子とヤギのミルクの朝食。それで1日働いて、夕食はチャパティー(だったかナンだったか)をみんなでわけわけして食べるのがせいぜい」とのこと。
ということは、登場したオヤジは相当の富農、というか農奴をコキ使う立場の階級なのだ。
NHKのイスラマバード支局長がそんな小作農の暮らしを知らないのは当然、というのも、JICAで働いているような大卒パキスタン人でも小作農の生活なんて知らないことなのだからそれはしかたない。
しかしその自覚なくして公共放送でそれらしく仕立てて放送するというのは日本サイドの編集の問題。という以上に、階級流動性をなくしたメディアと社会がどれほど狭量になるかということだと思う。
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