2020年5月13日
ビルゲーツの人生をひとことで総括すると「独占家」ということになるんじゃないか。
PCデスクトップ界のつぎはヘルスケア界の独占である。
ビルゲーツはウィンドウズOSで財産を築いたのだが、そもそもITのスペシャリストではない。ウィンドウズに先立つDOSは王博士がつくったものを買ってMS-DOSとしてIBMのパソコンに載せて大当たりした。
その金で若い者雇をい、アップルのOSを真似て造らせたのがウィンドウズ。ワードもエクセルもどっかから買ってきたもの。
ビルゲーツは医者でも研究者でもないけれど、さいきん大きな顔をあちこちに露出させている。ビル&メリンダゲーツ財団はさいきんその資産を倍増させた。
悪の帝国である。
日本政府のコロナ(武漢肺炎)対策はそもそも、入り口の警戒をスカスカにしておいて、老人と貧困層を犠牲にしつつ人口の過半数を無症状のままウィルスに感染させ、集団免疫を獲得するというものだったようだが、それが途中でいきなり変わった。トランプになんか言われたからだろうと田中宇さんは書いているが、我が輩はビル&メリンダゲーツ財団が介入したのではないかと考えている。ビルゲーツはPCのOSを独占したのと同じ手法で世界のヘルスケアを独占しようとしている・・・とコルベットレポートが言っているが、そのとおりだと思う。
ビル&メリンダゲーツ財団は、ワクチン開発にかかるカネをすべて自分のパイプラインを経由させようとしているみたいだ。
そんなパイプラインなど経由せずとも、日銀はETF買い入れで日本の大企業のほとんどの大株主になっている。そのなかには製薬会社も含まれているにちがいない。いっそのこと製薬会社を国有化して新薬開発に取り組ませればいいようなものだが、それをしない。なぜかというと、景気がましになったら優良企業の株を売って儲けるつもりだからである。売国奴と独占家がつるんでいる構図である。
インターネットの黎明期において、ファイヤフォックスの先祖にあたるモザイクというブラウザーがあらわれたとき、ビルゲーツのマイクロソフトは技術的に劣位だった。しかしすでにOSを独占していたので、そのOSと(いまだに)できそこないのブラウザーを抱き合わせてモザイクを葬った。OSを人質にしてユーザーを脅したのである。
コロナウィルスでは、脅威を人質にしてカネを自分のパイプラインに誘導したいのだが、残念ながら脅威と経済がトレードオフの関係にある。脅しが過ぎれば経済が死ぬ。経済を生かそうとすれば脅威が忘れられる。
感染力は強いかもしれないが、インフルエンザほどの死亡率ではない。収束はないかもしれないが、インフルエンザも同じく収束がない。
ワクチンが開発されるかもしれないが、インフルエンザワクチンと同じく、ワクチン接種して調子がわるくなる人が多くなるようないいかげんなものにちがいない。
たしかウィンドウズXPの時代だったと思う。じゃまなイルカがいたのを各位におかれてはご記憶であろう。「おまえを消す方法を教えろ」とかめちゃめちゃ言われて「答えがみつかりません」とトボけていたあのイルカである。ウィンドウズのヘルプなんて、まるでインフルエンザのワクチンみたいなものだ。いちおうそこにあるけれど誰もあてにしていない。答えはたいていみつからない。
ビルゲーツはカネの匂いを嗅ぎつける天才だが、ディテールにおいて間抜けである。日本国において人民はすでに自粛をやめようとしている。弱者が死ぬのは気の毒だが、自分が経済的に死ぬのはもっといやだ。イルカが頼りにならないのは骨身にしみている。ウィルス対策でもいまだにマカフィーとかカスペルスキーにかなわない。
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