2020年10月1日
短いエッセイ集。寝る前に読んでいたら、あっというまに読了した。
「理由には理由がある」という項にこんなことが書いてある。
「意外にも、かつてロシアに支配された小国の人々は、ロシア人に対しては好意的なのだ。」
17年間、強制収容所をたらいまわしにされて、それでも生き残った寺島儀蔵が回想記のなかで、「囚人、看守いずれも多種多様な民族構成なのだが、ロシア人だけはいっさい民族差別しない」と感心しているらしい。
「別な本でロシアは異教徒のトルコ系民族を支配するのに、自分たちと同じ正教会のアルメニア人に任せていたという記述にめぐりあった。」
「直に支配を履行する彼ら(アルメニア人)は本来ロシアが買うべき恨みをぜんぶ引き受けさせられていたのか。」
・・・今回の戦争でもロシアは全面iに出るような動きはしないということだな。
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