2021年4月3日土曜日

コルベットレポートがコロナウィルスシリーズでビル・ゲーツとはいったい何者なのかを特集している

 2020年5月26日

https://www.corbettreport.com/meet-bill-gates/

コルベットレポートがコロナウィルスシリーズでビル・ゲーツとはいったい何者なのかを特集している。祖父の代からの銀行家で、優生学会と関わりが深かったという。優生学はヒトラーの活躍でケチがついてしまい、明るい家族計画に脱皮したものの、途上国にほんとうに必要なのは衛生環境という定説をものともせず、とにもかくにもワクチン開発・・・と邁進したこの10年間でビル&メリンダ・ゲーツ財団は資産を倍増させたとな。

ライカ同盟 赤瀬川原平 ちくま文庫

2020年5月18日

こないだの雨の日、アルトくんに月子をのせて岡谷のブッコフに本を売りに行った。道中、ロシアとか文学の話を聞いた。チェーホフの「桜の園」を読むのが苦痛なのだそうな。さらに言うと、戯曲一般を読むのが苦痛なのだそうな。

「それはワイのせいかもしれないな。」と告白し反省した。

「ひぐらしの鳴くころにね。」

なーんてセリフが嘘くさく、人生でこんなセリフ言うたことあるんか?ないやろ?恥ずかしいやろ?さぶイボたつやろ?

・・・こんなオヤジだったので、娘も戯曲が苦痛になったのではなかろうか。

さて岡谷のブッコフにはさいきん凝っている町田康の本がバーゲン価格でどっさりおいてあったので、たくさん買った。それで町田康の文体疲労を起こしたので、赤瀬川原平のライカ同盟を読みはじめた。ライカ好きではないのでライカ同盟はあんまり面白くなかったけれど、天体観測小説の「ノバシグナス1975」はたいへんおもしろかった。


パンク侍、斬られて候 町田康 角川文庫

 2020年5月15日

三島由紀夫を読んでなくとも、夏目漱石を読んでなくとも、町田康を読んでいないとこれからの日本文学は語れないと思うのだ。

「いずれ私を掛十之進と知っての狼藉であろうがいきなり斬りつけるとは卑怯千万。名を名乗られよ」と腹から声を出した。錆びたよい声であったが、内心ではやはり家で寝ていればよかった、と思っていた。

男は笑った。

「ふっ、ふっふっふっふっふっふっ、ふうっ。ちょっと疲れた。しかしながら俺の秘剣『悪酔いプーさん、くだまいてポン』をかわすとはお主、できるな。」

月子の教科書が届いたというので、富士見の本屋に行った。そこでこの本があったので衝動買いして、2日で読んでしまった。


ビルゲーツは間抜けである

2020年5月13日

ビルゲーツの人生をひとことで総括すると「独占家」ということになるんじゃないか。

PCデスクトップ界のつぎはヘルスケア界の独占である。

ビルゲーツはウィンドウズOSで財産を築いたのだが、そもそもITのスペシャリストではない。ウィンドウズに先立つDOSは王博士がつくったものを買ってMS-DOSとしてIBMのパソコンに載せて大当たりした。

その金で若い者雇をい、アップルのOSを真似て造らせたのがウィンドウズ。ワードもエクセルもどっかから買ってきたもの。

ビルゲーツは医者でも研究者でもないけれど、さいきん大きな顔をあちこちに露出させている。ビル&メリンダゲーツ財団はさいきんその資産を倍増させた。

悪の帝国である。

日本政府のコロナ(武漢肺炎)対策はそもそも、入り口の警戒をスカスカにしておいて、老人と貧困層を犠牲にしつつ人口の過半数を無症状のままウィルスに感染させ、集団免疫を獲得するというものだったようだが、それが途中でいきなり変わった。トランプになんか言われたからだろうと田中宇さんは書いているが、我が輩はビル&メリンダゲーツ財団が介入したのではないかと考えている。ビルゲーツはPCのOSを独占したのと同じ手法で世界のヘルスケアを独占しようとしている・・・とコルベットレポートが言っているが、そのとおりだと思う。

ビル&メリンダゲーツ財団は、ワクチン開発にかかるカネをすべて自分のパイプラインを経由させようとしているみたいだ。

そんなパイプラインなど経由せずとも、日銀はETF買い入れで日本の大企業のほとんどの大株主になっている。そのなかには製薬会社も含まれているにちがいない。いっそのこと製薬会社を国有化して新薬開発に取り組ませればいいようなものだが、それをしない。なぜかというと、景気がましになったら優良企業の株を売って儲けるつもりだからである。売国奴と独占家がつるんでいる構図である。

インターネットの黎明期において、ファイヤフォックスの先祖にあたるモザイクというブラウザーがあらわれたとき、ビルゲーツのマイクロソフトは技術的に劣位だった。しかしすでにOSを独占していたので、そのOSと(いまだに)できそこないのブラウザーを抱き合わせてモザイクを葬った。OSを人質にしてユーザーを脅したのである。

コロナウィルスでは、脅威を人質にしてカネを自分のパイプラインに誘導したいのだが、残念ながら脅威と経済がトレードオフの関係にある。脅しが過ぎれば経済が死ぬ。経済を生かそうとすれば脅威が忘れられる。

感染力は強いかもしれないが、インフルエンザほどの死亡率ではない。収束はないかもしれないが、インフルエンザも同じく収束がない。

ワクチンが開発されるかもしれないが、インフルエンザワクチンと同じく、ワクチン接種して調子がわるくなる人が多くなるようないいかげんなものにちがいない。

たしかウィンドウズXPの時代だったと思う。じゃまなイルカがいたのを各位におかれてはご記憶であろう。「おまえを消す方法を教えろ」とかめちゃめちゃ言われて「答えがみつかりません」とトボけていたあのイルカである。ウィンドウズのヘルプなんて、まるでインフルエンザのワクチンみたいなものだ。いちおうそこにあるけれど誰もあてにしていない。答えはたいていみつからない。

ビルゲーツはカネの匂いを嗅ぎつける天才だが、ディテールにおいて間抜けである。日本国において人民はすでに自粛をやめようとしている。弱者が死ぬのは気の毒だが、自分が経済的に死ぬのはもっといやだ。イルカが頼りにならないのは骨身にしみている。ウィルス対策でもいまだにマカフィーとかカスペルスキーにかなわない。

浄土 町田康 講談社文庫

2020年5月12日

仕事を1時間半早退きして歯医者に行き、ブッコフで内儀と待ち合わせした。町田康の「浄土」があったので買った。

「飲み食い世界一の大阪」で江弘毅が

 毎日、あほやうどんにまみれて生活をしているとたまに本音街に行きたくなる。

というくだりを紹介していた短編集だ。

帰宅して晩飯を食い、グラスに氷をいれて2階にあがり、グラスにコーンウィスキーを注いだ。

内儀のグラスにもコーンウィスキーを注ぎ、「本音街」を読みはじめた。

 正面のエレベーターのところまでそそくさ行って、ボタンを押して待っていると、扉が開いてなかから女が降りてきた。

 いい女だった。スタイルがよく顔がよくセンスがよく頭がよさそうだった。

 (略)

 「いまエレベーターのなかで屁をこいたので臭いですよ。」

 私は本音街のこういうところが好きだ。

おもわすウィスキーを吹きだしそうになった。

酒と酒場のベストエッセイ TBSブリタニカペーパーバックス

2020年5月11日

学者やら物書きなどヨッパライによるエッセイ集。「サントリークオーターリー傑作選」だそうな。

ほとんどは酔っ払いのどうでもいい文章ばっかりだけれど、そのなかで朝吹登水子さんと清水俊二さんの文章がすばらしい。


我が輩は病気である 赤瀬川原平 マキノ出版

2020年5月11日

「老人力」の赤瀬川原平である。もっと遡ると、千円札を精密に模写した作品で逮捕された赤瀬川原平である。おもしろくないわけがない、と思って読みだした。

あとがきにいわく、月間「病気」なんて雑誌を出したらどうだろう?と仲間内で話し合っていたら、「壮快」という雑誌が出いている。中身は病気の話だ。その「壮快」に連載されたのがこの本の内容である。まんなかへんの「犬は健康にいい」というあたりでおもしろくなる。「くよくよ健康法」のあたりで赤瀬川さんの本領発揮か?と思ったら、それからヘタレて終わってしまう。やっぱりトシには勝てないようだ。