いままでで泣けた映画がふたつある。「この世界の片隅に」がひとつ。もうひとつは、「自虐の詩」・・・たしか、家族でネパールかどこかに行く飛行機の中で見て泣いた。何が我輩の琴線に触れたのかわからんが、原作者が業田良家。
標題のマンガ。第1話を読んでグッときたので、しばらく放置していたら月子が先に読んだ。「グッとくるのと、ホラーが交互にくるで。」というコメント。 続きも注文した。
いままでで泣けた映画がふたつある。「この世界の片隅に」がひとつ。もうひとつは、「自虐の詩」・・・たしか、家族でネパールかどこかに行く飛行機の中で見て泣いた。何が我輩の琴線に触れたのかわからんが、原作者が業田良家。
標題のマンガ。第1話を読んでグッときたので、しばらく放置していたら月子が先に読んだ。「グッとくるのと、ホラーが交互にくるで。」というコメント。 続きも注文した。
最初に知ったのは、ビル・エバンス作曲のインタープレイ。キース・エマーソンが展覧会の絵のブルース・バリエーションで弾いていたのを、我輩は何十年も知らずにいた。それを知ったのがこの人と、ディエゴ・インベール(インベルト?)というベーシストのアルバム。このピアニストの名前で追っかけていると行き着いたのが、クレオール・プロムナードというソロピアノのアルバム。
https://www.youtube.com/watch?v=WlLrfqkvLLY&list=PLoz6oUc6nDFWfA5wgjAJeKFkFJzvhMrmR
明るくてもの哀しいという、ほとんどの日本人(たぶん)がグッとくる音楽が詰まってます。こちらの批評も、何を言っとるのかほとんどわからんけれど、推しの気持ちが伝わってきます。https://www.catfish-records.jp/product/30945
https://www.youtube.com/watch?v=nfAGZ8fuvvg&list=PLzH6TJlPoWj7GgAIsOp1tnLhCs7KJJZ7-
この人の名前だけだと、ほとんどライブか、他の人がカバーした曲しか出てこない。アップルミュージックで探し当てたのがこのアルバム。
ところでこないだ、月子の部屋でそこにあったエレキギターを触って驚いた。ギターにさわるのが久しぶりだったので、フレットとフレットの間隔の広さに驚いた。自分の頭で鳴ってる音が出せない。頭で鳴っている音が、楽器にひきずられて矯正される。うわっ。これはたまらん。
トルコとか環地中海音楽、いわゆるアラビア音楽に触れると、最初は違和感ありまくりで、気色悪くてきもちよかった。たくさんたくさん聴いていると、微分音がふつうになる。そうなると、楽器はフレットレスでないといけない。
12音階の世界でも、マイナー音階がたくさんあるのに、メジャーはほぼひとつしかない。 微分音階になると、いわゆるマイナーの世界がもっと広がる。マカームとかになると、2オクターブでひとつのマカームというのもありで、多様性は目がくらむくらいだ。
とはいいながら、スティーブ・ガッドも聴いてるけど。
タイトルに惹かれてブッコフで注文したら、新品がディスカウントでやってきた。金原先生も70歳になるので、取り置き在庫を放出したのかな。
内容は、ブックオタクそのもの。金原先生の名前も知らなかったし、本に出てくる人の名前も、レイ・ブラッドベリ以外は知らない。 そのレイ・ブラッドベリも、我輩はまともに読んだことがない。
本をたくさん読むのはいいことだ。
通訳をしていると、神の瞬間がある。神の瞬間は、通訳なら、たぶん誰にでもある。神の瞬間とは、つぎに誰が何を言うかわかるし、話がどういうふうに展開するか読める。そしてセッションが、だいたいその通りに終わる。つぎに誰が何を言うか読めるので、こんな楽な通訳はない。
言語を超えて、人間の文脈は共通している。本をたくさん読んでいると、人間のつむぐストーリーに共通した文脈みたいなんもが、なんとなく入ってくる。神の瞬間というのは、そういうことであって、不思議でもなんでもない。
その文脈をとんでもなく裏切ってくれるのが、「やし酒飲み」みたいなアフリカのストーリーだ。ぶっとんでいるからこそ、やし酒飲みが評価される。本をたくさん読んだ人の考える文脈、ふつうの人間が考えるストーリー展開からおおいにはずれているところが、すばらしい所以だ。
「翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった」というタイトルにひっかけられたが、その謎は本文の2ページめでタネあかしされる。はやすぎる。タネあかしというより、そのまんまだ。でもこの本には、それ以外にキャッチーな内容があんまりない。この本を売ろうと考える編集者なら、その題にするに違いない。
前述のように金原先生はもう70歳を超えている。この本は過去30年くらいにあちこちで書かれたものが集められているので、本の中で先生は50歳くらいだったりする。ヤングアダルトノベラーにはいい本かもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=IV3HhW0bVeY
この人たちは、まえに紹介したKamil Erdemもそうだが、いろんなスタイルに対応できる芸達者が揃っている。カリプソみたいな曲も、ジャズも、ジプシー風も、フラメンコも、ブルースも。
料理人で言えば、和洋中エスニックに対応できるようなもんだ。基本的な音楽の訓練がちゃんとしているに違いない。
トルコと日本のミュージシャンは似てると思う。雅楽の人がレッド・ゼッペリンをやってたりする。いろんなスタイルを吸収して、対応して、そのなかで個性を出している。
23版も出てている。楽譜で書いてあるので読み飛ばしたら1時間で読み終わった。何が書いてあるかだいたいわかったけれど、あんまりおもしろくなかった。アラブ音楽のマカームを近代的な観点からわかるかなと期待したのだが、マカームの情報はほとんどなかった。
山田五郎の大人の教養たらいう番組をようつべで見てたら中野京子さんが出てはった。話の中身がおもろかったので、本を買った。ブッコフで頼んだら、新品みたいなんが半額で手に入った。
本の中身もおもろかったが、ちょっとオランダ褒めすぎちゃうかと思た。オランダてインドネシアを350年くらい植民地にしてた。メシマズで世界的に有名なイギリスが支配してたマレーシアも香港も、現地の食文化は残ってて、ぜんぜんメシマズではない。でもオランダが支配したインドネシアは、ほんらい豊かなはずなのに、ナシゴーレンとミーゴーレンとイカンバカールくらいしかバリエーションがない。どんなけオランダの搾取が酷薄やってん?ゆう話ですわ。
バリにはププタンという話が残ってる。無抵抗不服従の王族をオランダ軍が全員虐殺したという逸話。 ププットというのは動詞で「終わらせる、終わる」みたいな意味らしい。それの名詞形でププタン。あまりの悪逆非道に、オランダ軍兵士で発狂する人もいたらしい。
最近になってようやく、ヨーロッパの二重基準みたいなのが話題になってる。この人らの、異教徒とか有色人種に対する扱い方というのがいかにひどいか。 インドネシアで3年くらい住んで働いたのでそういう視点を獲得できた。
この本の終わりのほうに、デ・ウィット兄弟の亡骸という絵の話が出てくる。有力者だった兄弟が権力闘争に負けて、裸で内臓を抜かれて耳鼻を削がれて去勢されて屋外に吊るされてる絵と、その敬意の話。これには宗教も絡んでいたそうだ。マリフアナOK、売買春もOK、宗教も寛容、チューリップと風車、イーデス・ハンソンさんの故郷、悲しき鉄道員、ダッチワイフ?みたいなイメージだが、 エグい側面も記述した中野さん、えらい。