本ではない。楽器である。トルコ語も朝鮮語もロシア語もやりたいと願っているくせに、コントラバスも買った。
言い訳だが、トルコ語は本を買ってから1年で半分まで来た。朝の電車の30分、週5日だけの緩慢な歩みである。だからコントラバスも、夜更けの30分くらい触っていたら、なんとかなるんじゃないかと思う。
じつはエレキベースならあったんだ。アリアのヴィンテージを入手して、フレットを抜いて溝を埋め、サンドペーパーでつるつるにしてフレットレスにした。なかなかいい楽器に仕上がった。アンプを繋がずに弾いても味がある。しかし音圧がない。アンプに繋ぐと、ノイズがのったりあれこれめんどうだ。だからリサイクルショップに売ってしまった。
やっぱり音圧ならアコースティック。4/4サイズだからこれ以上の大きさは望めない。安定のスズキブランドやし。スクールモデルみたいなので、そんな高級じゃないけれど、人前で弾くわけでもない。自分が独り悦に入っていればいい。
自分の頭のなかで鳴っている音を表現するのに、これ以上の楽器はないと思う。
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