奥書によると、昭和52年に第30刷が出ている。我輩が大学に入学した年である。どうして手に入れたか忘れたが、おそらく坂本好史先輩に貰ったのであろう。ページを開くと、どうやら我輩による書き込みがたくさんある。おやおや、そこそこ勉強していたんだな。例文とかぜんぜん憶えてないけど。45年くらい開いてなかった本だ。
いま暗記しようとしている本は、ハングル検定3級から1級の過去問集。例文と対訳しかない。文法書があったほうが宜しかろうとこの本を久しぶりに開いた。こんなことが書いてある。曰く、
朝鮮語という言葉は他の言語に比して文法形態が非常に細かく分化されていて、それを十分によく整理するまでに至っていないのである。それにその文法構造は日本語のそれに酷似しているので、我々日本人にとってはその構造原理やその他の面ではすでに先刻承知のことが多い。
云々。だから、文法はあっさりすっ飛ばして、例文のあとで必要なところだけ詳しく書く、という。
なんじゃいな。ほな、例文暗記に飽きたらぼちぼち眺めることにするか。
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